雨とダリア

NO MUSIC,NO LIFE!

星が導いてくれるもの

志麻くんが語ってくれたnoise裏話。配信は行けなかったけど内容を知って、スターサインの解釈についてずっと考えてる。志麻くんの考察、自分の解釈。
正解は聴く人の数だけある。
 
けれど私は「光のない朝」が永遠の別れだとは思いたくない。
死ぬ瞬間まで一緒にいたいと願うほど大切な人。でもこの世に確かなものなんて何もないから、これまで繋げてきた美しい轍がこの先離れていってしまうかもしれないという不安と恐怖を感じているんだと思う。大切だからこそ強くもなれるし弱くもなる。
瞬いている星がかすかで小さいのは、そんな不確かな存在だからじゃないかな、人間が。
 
確かに人は昔から自然の動きに生命の誕生と別れを感じ取ってきた。
潮の満ち干き、虫の知らせ、流れ星……
 
でも2人の星はまだ流れ星になっていない。
空に輝いている。
 
”死ぬまで愛し続ける”、”ずっと一緒にいよう”そんな美しい言葉が愛し合う2人の心に星のように輝いている。そしてその言葉を頼りに2人は進んでいく。
でも離れていたらすれ違いもあるかもしれない。思うように会えないことが2人の星に影を落とすかもしれない。
でも、忘れてはいけない。星は「微かで小さ」く見えるかもしれないけど、それは星の輝きが小さくなったからではない。2人の目が不安や恐怖でかすんで見えなくさせているだけ。星の輝きは変わらない。朝になって星の光が見えなくなってもそれは星がなくなったからではない。見えないように思えても空には星がちゃんとある。
 
だからどんなに小さくて微かで不確かな光であっても、その星が消えない限り2人の轍は続いていくはず。
私はそう信じたい。
 
「光のない朝」があっても「守りたい君」がいるから平気だと、乗り越えていけると主人公は言っている。この「光のない朝」はこれから立ちはだかる困難のことを言っているのだと思う。”大変なことがあっても二人なら乗り越えられる”と言っているんじゃないかな。
「君と僕のストーリーを歩こう」「同じ星を見続けよう」と主人公は大切な女性に呼びかけている。
このパートを読んだ時、この言葉が思い浮かんだ。あの有名な宣誓。
 
健やかなるときも 病めるときも
喜びのときも 悲しみのときも
富めるときも 貧しいときも
これを愛し、敬い、慰め、遣え、
共に助け合い その命の限り
真心を尽くすことを 誓いますか
 
私はこの2人の未来を見たい。